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『フェリシーと夢のトウシューズ』は熱い!

"BALLERINA"こと『フェリシーと夢のトウシューズ』見てきました!
赤毛ソバカス結構太眉ショーパン&タイツ少女の身体が躍動するってだけで個人的には当たりでしたが、話が進むにつれ思った以上に熱血要素を備えた快作でした!
ジブリ要素を巧い具合に取り入れたりしててね。
そして肝心のバレエの動きの見事さ。
バレエ以外の踊りや現代音楽も取り入れてるので、俗な自分でも楽しめる。
特に酒場でのダンスシーンは出色の出来でテンション上がりました。

話としては、この手の作品では定番の、底辺からチート(この場合は窃盗)からスタートして、ハラハラ居心地悪いのですが、夢に向かって動き出せば間もなく引き込まれます。
外国作品にしては珍しく、はったりの効いたマンガ的特訓も。
こう言う特訓シーンはさすがに日本作品の方が一日の長があるし、まして映画だと時間の関係からなかなか説得力ある描き方ができないんだけど、(例外的にベストキッドがあったりするけど)これもうまく抑えてた。
そして、着地のコツをマスターする過程。
こう言う、感覚的な悟りって映像作品では表現しにくい物なんだけど、そこも巧いこと表現してました。

もうこの手の作品は、特訓の末美しい踊りを見せて、テンションアガればそれで成功と言うものです。

少し惜しいのは、ライバルの性格。
まあお約束な意地悪+努力する天才なんだけど、日本作品ほど(時間関係のせいもあって)深くは表現できず。
結局勝負の末改心するんだけど、改心前の非道さと改心後のギャップがありすぎて。
改心前も微妙な表情とか、頑張って伏線は張ってるんだけど、もう少し段階的に性格・心理の変化を描いて欲しかったところ。

男子キャラは、「これがフランスが魅力的と考える男子キャラか」みたいに日本式キャラと少し違うけど、嫌味なほどフェミニストと言う事もなく、薄味過ぎる事もなく、王子男子はちょっとアレだったけど笑えたし、概ね好感持てました。
何より、スキル持ちは好感持てる物です。
ただ、話の中心がバレエに移ると、どうしても男子&恋愛要素が余計に見えてしまうね。

心配された吹替え(メインに専門声優がいない)ですが、思ったより普通に見れました。
フェリシーの声は、ちょっと危なっかしいけど聞く内に違和感少なくなる及第点。他もまあまあ。声質いい人多かったし、踊りがメインで会話要素少なく、抑えた演技が多い事もあって。
脇の専門声優は充実してました。
そして、チョイ役の斉藤志郎さん。もう出オチで笑ってしまうとともに、この安心感w

作中繰り返される「なぜ踊るのか」と言う問いに対するフェリシーの答えは、ライバルとの対比もあってある程度わかりやすかったけど、あれだけの過程を踏んだら、もっと凄みのある台詞が聞きたかったかも。

最後のもう一山(ライバルママの逆襲)は余計だったかな。
全体としては駆け足な部分がしばしばあった(作品内時間でも実時間的にも)。
そんな訳で、2、3惜しいと思うところはあったけど、そんな短所はフェリシーがピルエットを回れば余裕で吹っ飛ぶ、気持ちが昂ぶる快作でした!
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