スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『アナと雪の女王』見てきた!

『アナと雪の女王』見てきました!
しかし、このアナ雪、日本公開が世界で最も遅く、この題材なのに春に突入と言う事態に加え、それまでのCMで重要なシーンが多々流され、いざ公開となると3D上映館が少ないと、作品以前の制作部分で残念な事が多かった。
どんな事情があったか知りませんが、今後はこう言うことのないようにして欲しいものです。

で、映画ですが、もう、最初の入りの音楽と映像の荘厳な美しさだけで目がうるうるしてて、二人の幼少時~成長~”雪だるまつくろうよ”の流れでもう涙腺決壊。


思ってた以上に自分好みのシチュエーションでした。
”愛ゆえに自らの愛を封印する”てシチュエーションに自分は弱いんだ。

しかし、前半の急展開は惜しかったな。
尺の問題もあるだろうけど、エルサ逃亡の後、事後処理のシーンを1つ取って、ハンスでなく国の重臣に国を預けるだけでも、随分と自然な流れになったろうに。

そしてもう一つ、ハンス王子の扱いも惜しかった。
完全ヴィランにしてしまったせいで、序盤のいい雰囲気やいい歌も「嘘」になっちゃうからなあ。
あんな風に無理にヴィランにしなくても、「いい人だけど器量は小さい」くらいにしてもよかったんじゃないだろうか。
例えば、彼なりの性急な正義感でエルサを殺そうとする→アナ「そんな人とは思わなかったわ!」
て展開にすれば、それ程無理もなかったろうし。
第一、ハンスの立場から言えば、アナの伴侶として実質国の支配者になった方が楽だったはず。
(その内邪魔になるだろうけど、その時に改めて手を打てばいいわけで)
ディズニープリンセス&観客の女の子達にとって、ファーストキスは特別だから、ああ言う寸止め→裏切りにしたんだろうけど、それなら、
・もっと早い段階で心が離れてる描写をして、とてもキスする状況ではなくしてしまう。
または、
・もっと早い段階でヴィランであることを客にバラす→キス寸前まで行って客にハラハラさせる→邪魔か拒絶入る
のどっちか、やりようはあったと思う。
キスの扱いについてはディズニーのお約束を守った割りに、ハンスの扱いでは意表を突こうとしたあたり、何ともちぐはぐでした。
ディズニーが集められる脚本家は、(世間が思ってる以上に)深くて味のあるキャラクターを造れるはずなのに、どうしてこんな取ってつけたような描写になったんだろう。
しいて言うなら、あのもみ上げはディズニープリンスらしからぬものだった。あれが伏線だったんだろうか(笑)

「ややヴィラン」であるウェーゼルトン公爵の行動もちょっと。
あの状況なら、エルサを殺すよりも、エルサを利用するような外交取引を持ちかけるほうが自然で良いんじゃないだろうか。
公爵「これでは、貴国の農産業は壊滅状態・・・どうでしょう。我々があなた方に食料を援助します、その代わり、エルサ女王の魔法の力を貸していただけないでしょうか?
 ちょうど、我々にはやっかいな隣国がおりまして・・・エルサ女王の力で、彼らを懲らしめていただきたいのですが?
 ・・・そう、経済制裁と言う奴ですよ」
アナ「姉さんが大変な事になってるのに、みんな自分のことばっかり!(怒)」
なんてすれば、(ディズニーっぽくはないけど)ある程度子供もついて来れる、全年齢向け展開になったんじゃないかと。

見てて途中で、(真実の愛って点では、クリスよりもエルサの方が近いところにいるなあ、でも、その結論じゃ百合百合しいよなあ)って思ってたら、百合百合しい結末でした(;´∀`)

クリス×アナの恋愛も、掘り下げ不足だったな。
時間は短いけど、吊り橋効果を演出できる箇所はたくさんあったんだから、もっと「危険→お互い見直す」を入れられたんじゃないか。
「クリスがアナを思うからこそ別れた」て展開はいいんだけど、それをもちょっと強調するために、汚れ演技入れてもよかったんじゃないか。
クリス「君の事は、それほど好きじゃなかったんだ(笑顔)」て言って別れた後に、「・・・さよなら、王子様とお幸せに(哀)」みたいに、ベタにさw
ラストでキスは、これまたお約束だから、ねじ込んじゃったんだろうけど、中盤で短期間でののぼせ上がりを否定して、あれだけ「真実の愛」についてハードルを上げたんだから、キスの前に相応の試練を与えるべきだったんじゃないか。
これまた、尺の問題はあっただろうけど、クリスが「まだ、僕らは真実の愛には遠いよ」と一旦去って、その後数年がかりで愛を育むって描写をエピローグ的に入れる等、方法はあった。
(バービーの魔法の絵筆だったか、王女と村娘だったかで、その手法をとってた筈)
或いは、エンディングの2Dアニメで、その後二人が愛を育む描写を描いたりしてね。

そう言えば、最近の3Dアニメ映画のお約束で、アナ雪でもエンディングで2Dアニメ見せてくれると期待してたけど、なくて物凄く残念だった。

「真実の愛とは、自己犠牲を厭わない事」と言うテーマは首尾一貫していた。
となると、オラフのあのシーンも、もっとカッコよく盛り上げる方法はあったかもなあ。

尺で端折ったと言えば、アナが幼少時の記憶を取り戻すところも、あるかと思ったら特になかったね。
そうだ、オラフの犠牲によってアナが記憶を取り戻して、エルサを庇うクライマックスに持ち込めば、自然に筋が通ったのに。
(そうしないと、エルサの苦しみと愛をアナが真に知らないままだと、アナの自己犠牲についても説得力が弱くなる。・・・もしかして本当にカットされてたか、俺がどこか見落としてた?)

上で挙げた惜しい箇所幾つかは、決して直すに難しい事でなく、ちょっと工夫して練り直せば直せたところだから、つくづく惜しい。
まあ、あれこれ言いましたが、『アナと雪の女王』は確かに傑作でした。特に序盤の見せ方は神。
もし、さきに挙げた難点幾つかをクリアしていたら、あの序盤のテンションの高さから言って、間違いなくディズニー史上、いや映画史上最高傑作の一つになり得たと思う。




懸念された声優ですが、エルサ松たか子も十分違和感なく巧かったですが、アナの神田沙也加が演技・歌とも抜群に良かった。

見る前は断然エルサ派だったけど、実際動いてるとこ見るとアナもよかった(*´∀`)
エルサが印象的な容姿+氷雪スキル+姉と言うハイスペックに対し、エルサは動きが魅力的な赤毛そばかす活発少女。
今は甲乙付けがたいw
スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿

Comment
管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。